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2024.6.30ブログ

アスベストが含まれている建物の解体の流れ【兵庫のアスベスト調査ブログ】

アスベストが含まれている建物の解体の流れ【兵庫のアスベスト調査ブログ】

兵庫にお住まいの皆様こんにちは!

兵庫のアスベスト調査を行っている日本アスベスト調査センターのブログ更新担当です!

兵庫の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回は【アスベストが含まれている建物の解体の流れ】についてご説明していきたいと思います。

contents【目次】

  • 【兵庫 アスベスト調査】1⃣建物の事前調査
  • 【兵庫 アスベスト調査】2⃣必要書類の提出
  • 【兵庫 アスベスト調査】3⃣近隣住民への告知
  • 【兵庫 アスベスト調査】4⃣足場の組み立て
  • 【兵庫 アスベスト調査】5⃣飛散防止剤をまく
  • 【兵庫 アスベスト調査】6⃣アスベストの除去、袋詰め
  • 【兵庫 アスベスト調査】7⃣周辺のアスベスト除去作業
  • 【兵庫 アスベスト調査】まとめ

 

1⃣建物の事前調査

解体業者(受注者)は建物の現地調査を行い、分析結果を施主に書面で報告する義務があります。

調査結果の資料としては保管するとともに工事現場にも掲示しなければなりません。

2⃣必要書類の提出

作業レベル1.2に該当する解体工事は事前調査の届出が必要です。

平成26年6月1日に施行された大気汚染防止法により特定粉じん排出等作業実施届出書の届出義務者が工事施行者から発注者に変更されています。必要に応じて届出を行いましょう。

作業レベル3に関しては解体工事の際は届出は不要になりますが事前調査やなどは必要となってきます。

3⃣近隣住民への告知

解体工事を行う際は石綿ばく露防止対策等の実施内容を作業現場に掲示する必要があります。

掲示内容の例を紹介いたします。

・石綿使用の有無

・適切な届出を行っている旨を明示

・石綿のばく露防止措置の概要

・石綿粉塵飛散防止措置の概要

・作業員が特別な教育

・作業時間

・施工業者名と現場責任者名

・石綿作業主任者の氏名

・現場への立ち入りを禁止する旨

調査の結果、アスベストが使われていないとわかった場合は、使用していない旨を掲示するとよいでしょう。

4⃣足場の組み立て

解体前に、アスベストやホコリの飛散を防ぐための足場と養生シートを設置します。

作業レベル1の解体工事では前室や集塵・排気装置の設置、作業場の隔離が必要です。作業場や前室部分は負圧に保ち、粉塵を外部に飛散させないようにします。

5⃣飛散防止剤をまく

アスベスト除去工事は、水や飛散防止剤をまき作業部付近の湿潤化をおこなったうえで丁寧に実施します。

飛散防止剤は、人体への被害がなく保護メガネに付着しても簡単にふき取ることができる無機系薬剤が使われます。

水硬性セメントを使って固化する方法もあります。

6⃣アスベストの除去、袋詰め

除去したアスベスト含有建材は破れないプラスチック袋で二重にこん包するか、堅ろうな容器に密封して保管します。その際、内容物がアスベスト廃棄物であることを明示します。

除去したアスベストを圧縮して、容積を半分近くに縮小させることもあります。

7⃣周辺のアスベスト除去作業

最後に使用器具に付着したアスベストを除去して、作業場所内を清掃します。集めたアスベスト廃棄物は最終処分場へ運搬して、足場や養生シートも撤去します。

なお、除去等したアスベストの運搬・処分は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して、適正な処理方法で処分されたか確認する必要があります。

適正処理の確認に使われる伝票を「マニフェスト」といいますが、5年間の保存義務があるので失くさないように保管しておきましょう。

まとめ

今回は【アスベストが含まれている建物の解体の流れ】ついてご紹介しました。

兵庫にお住まいの方でアスベスト調査をお探しの方は、日本全国対応可能なアスベスト調査センターへ是非お気軽にご相談ください。

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