2023.1.26ブログ

石綿含有事前調査について

【大阪のアスベスト調査ブログ】

大阪にお住まいの皆様こんにちは!

大阪のアスベスト調査を行っている日本アスベスト調査センターのブログ更新担当です!

大阪の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回は【石綿含有事前調査】についてご説明していきたいと思います。

contents【目次】

  • 【石綿とは?】
  • 【事前調査とは?
  • 【アスベスト調査の流れ】                                                                                                   
  • 【アスベストの含有が確認された場合】
  • 【石綿事前調査について】まとめ

石綿とは?

天然鉱物繊維の総称のことを『せきめん』や『いしわた』と呼ばれています。

形状は、細い繊維状でその細さは髪の毛の5000分の1 です

軽くて様々な形にかこうしやすくまた熱、摩擦、酸、アルカリに強くて丈夫

変化しにくい特性をもっています。

そうした性質を持つので耐火や断熱を目的として使われました。

その後飛散したアスベストに『肺がん』や『中皮腫』を誘発するこことが判明。

そして1975年に法改正が行われ、2006年にアスベストを含む建材の使用が禁止されました。

 

【事前調査とは】

大規模修繕工事の工事の前に事前調査が必要となりました

大規模修繕工事とは『ドリルで穴をあけたり』、「塗材を剥がしたり」

といった工事のことです。

そうした工事によって建材が空気中に飛散してしまう可能性があり、アスベストが含有されていないか事前調査する必要があります。

・アスベスト調査とは…建物に使用されている外壁等のアスベストが含有されている可能性のある建材を

採取・分析しアスベストの含有状況を把握するための調査。

 

【アスベスト調査の流れ】

1.書面調査

まずは、竣工図・設計図・工事記録などの書面から、できる限り情報を入手します。

この中で2006年9月1日以降に着工した建築物であった場合は石綿含有建材が使用されていないと判断します。

ですが、年代はあくまで目安ですので確実に含有されていないと決め付けることはできません。

こうした書面調査を行うことで、現地調査で行う際に効率よく採取することができます。

2.目視調査

書面調査の次は現地で対象建材の目視調査を行います。

改修や増築が行われていながら書面に記載のない場合があります。

そのため必ず現地で目視調査が必要になります。

また一見しただけでは含有の有無は判断できない場合もあります。

3.試料採取

水などを用いて粉塵を飛散させないようにし 一定の範囲の建材を削り取ります。

削り取った建材が飛散しないように テープで養生し袋に建材を入れます。

4.保管

採取田建材はジップロックなどのポリ袋に入れて保管します。

5.運搬

保管した建材を調査期間に運びます。

採取も分析もしてくれる業者さんもいらっしゃいます。

6.分析

運搬された建材を分析し含有の有無を調べます。

7.調査結果報告

分析をし、調査結果が届くのに約1週間~2週間ほどかかります。

分析結果内容では アスベストの含有有無・含有率・含有されているアスベストの種類 がわかります。

 

【アスベストの含有が確認された場合】

石綿含有事前調査にてアスベストの含有が確認された場合作業の14日前までに届け出を出します。

作業する際に厚生労働省の『石綿則に基づく事前調査のアスベスト分析マニュアル』に則り

住居者・近隣住民・作業員の安全を配慮し作業を進めていきます。

アスベストの含有をきくと不安な気持ちになるとは思いますが、

事前に調査し、適切な処置をすれば安全を確保しながら工事を進めることができます。

 

まとめ

今回は【石綿事前調査】についてご紹介しました。

事前調査の流れや、必要性をお伝えしました。

大阪にお住まいの方でアスベスト調査をお探しの方は、日本全国対応可能なアスベスト調査センターへ是非お気軽にご相談ください。

 

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