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2022.9.21ブログ

ロックウールとグラスールの違いについて①【新潟のアスベスト調査ブログ】

ロックウールとグラスウールの違いについて①【新潟のアスベスト調査ブログ】

新潟にお住まいの皆様こんにちは!

新潟のアスベスト調査を行っている日本アスベスト調査センターのブログ更新担当です!

新潟の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回は【ロックウールとグラスウールの違いについて①】についてご説明していきたいと思います。

contents【目次】

  • 【新潟 アスベスト調査】ロックウールについて
  • 【新潟 アスベスト調査】まとめ

アスベスト グラスウール 解体

 

近頃、様々な断熱材が販売、利用をしていますが、主に活躍しているのがロックウールとグラスウールです。

この2つは似た商品として比較されますが、特徴としては全くの別物です。今回はその紹介記事となります。

ロックウールについて

ロックウールとは、玄武岩や安山岩といった天然の鉱石を高熱で溶かし、それをさらに線維状に加工し綿の形状にして作る断熱材です。

石から作った綿あめのようなものであり、別名岩綿です。岩といってもとても軽いため、取り扱いやすいメリットがあります。

ロックウールは繊維と繊維の間にある空気によって、熱の移動を抑える効果があります。これは密度によって異なりますが、密度が高いほど熱移動が小さくなり断熱性が高まります。逆に低くなると、断熱性が低下します。

断熱材の中にある空気の滞留を利用しているので、この密度が少なくスカスカ状態の場合、断熱材の中の空気の対流がより巡り、その分熱が発生してしまうということです。

また、ロックウールは他の断熱材と比べたると、非常に撥水性に優れています。

繊維系断熱材という分類ですが、これらは繊維の間にある空気の層が、熱移動の遮断に大きく貢献します。ここに湿気などで中に水が入った場合、断熱材全体が潰れてしまうことが有り、空気の層が小さくなってしまいます。

その結果、断熱性が落ちてしまうのです。しかし、ロックウールは水を弾くので潰れることはありません。よって、空気層も保てることとなるのです。鉱物由来のため火にとても強く、空気を閉じ込めているので、防音効果もあります。木材でもないためシロアリも発生しません。

デメリットとしては、コストです。グラスウール等と比較すると、少々お高めになってしまうのが難点です。

ロックウールを利用した商品は、ボード、マット、フェルトのタイプで売られています。厚さによって多種多様であり、断熱性能も変わっていきます。住宅用で多く使われるのは、ボードとマットであり、特に壁と天井はマットを用います。

そして、特筆すべきはアスベストと比べると発がん性がないことでしょう。アスベストは完全天然由来ですが発がん性があります。一方、ロックウールは鉱物由来であり、発がん性はありません。

⇒ロックウール(岩綿)の発がん性についての記事はこちら

まとめ

今回は【ロックウールとグラスウールの違いについて①】についてご紹介しました。

新潟にお住まいの方でアスベスト調査をお探しの方は、日本全国対応可能なアスベスト調査センターへ是非お気軽にご相談ください。

 

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