2022.9.22ブログ
ロックウールとグラスールの違いについて②【静岡のアスベスト調査ブログ】
ロックウールとグラスウールの違いについて②【静岡のアスベスト調査ブログ】
静岡にお住まいの皆様こんにちは!
静岡のアスベスト調査を行っている日本アスベスト調査センターのブログ更新担当です!
静岡の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は【ロックウールとグラスウールの違いについて②】についてご説明していきたいと思います。
contents【目次】
- 【静岡 アスベスト調査】グラスウールについて
- 【静岡 アスベスト調査】まとめ
近頃、様々な断熱材が販売、利用をしていますが、主に活躍しているのがロックウールとグラスウールです。
この2つは似た商品として比較されますが、特徴としては全くの別物です。今回はその紹介記事となります。
グラスウールについて
グラスウールはリサイクルのできる素材で、ガラスでできています。ガラスから作れるのでリサイクルが可能。つまり、環境にも良い素材ということです。
高温1,000度以上で溶かしたガラスを遠心力で吹き飛ばし、それを綿状に細かく線維化させたものです。綿あめの作り方とよく似ています。
その後は成形のためにバインダという結合剤を吹きかけ、そこからさらにオーブンで熱すると製品としての形になります。
無機質のものを細分化して綿状に再形成するのは、ロックウールと同じです。
また、断熱性もロックウールと同様で繊維と繊維の間にできる空気により、効果を発揮します。
グラスウールは、材料費も加工費もとても安いので費用が抑えられ、工事費用を抑える際によく使われる素材です。
ただし、ロックウールと違い水にとりわけ弱く、グラスウールの繊維の間に水が入ると全体が潰れ、断熱性が下がってしまいます。
また、中途半端な形成状態、取り付け方をしてしまうとグラスウールの中に水が侵入しやすくなり、断熱効果ごと失効してしまうこともあります。
そのため、これを用いる場合は水の対策を行なわなければいけません。
また、水対策を怠るとカビが発生します。グラスウールは主に壁の中に入れられるため、一度入れると中の状況がわからなくなります。その状態からカビが生えると衛生面にも問題が生じます。
グラスウールはロックウールと同じく燃えない素材で防音効果にも優れています。無機質素材のため、シロアリも寄ってきません。
商品の多くもロックウールと似たように、ボードやマットの商品があります。種類も豊富で断熱効果も各々に寄って違うので、使い分けが重要です。
まとめ
今回は【ロックウールとグラスウールの違いについて②】についてご紹介しました。
静岡にお住まいの方でアスベスト調査をお探しの方は、日本全国対応可能なアスベスト調査センターへ是非お気軽にご相談ください。
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