2022.10.3ブログ
アスベスト(石綿)はどのような場所に使われていたの?①【栃木のアスベスト調査ブログ】
アスベスト(石綿)はどのような場所に使われていたの?①【栃木のアスベスト調査ブログ】
栃木にお住まいの皆様こんにちは!
栃木のアスベスト調査を行っている日本アスベスト調査センターのブログ更新担当です!
栃木の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は【アスベスト(石綿)はどのような場所に使われていたの?①】についてご説明していきたいと思います。
contents【目次】
- 【栃木 アスベスト調査】吹付け石綿
- 【栃木 アスベスト調査】吹付けロックウール
- 【栃木 アスベスト調査】まとめ
石綿は生活のいたるところで使用されてきました。
昔、アスベスト(石綿)は、あちらこちらに普通に使われていました。
アスベストの種類は3,000種類ほどと言われていますが、大きく分けると石綿工業製品と建材製品に分けられ、8割方は建築製品でした。
アスベストが使われたのは1955年頃で、ビルの高層・鉄骨構造化に変わっていき、それら構造物の軽量耐火被覆材として1960年代の高度経済成長期に大量に使用されました。
また、アスベストは費用も安く、耐火性・断熱性・防音性・絶縁性など非常に優秀な効果を発揮しており、建物以外にも広く使われました。
吹付け石綿
石綿とセメントを一定割合で用意して水を加えて混ぜて吹き付け施工したものです。1956年~1975年までに使われていました。
吹付け石綿としては、クリソタイル(白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)以外だと、トレモライト石綿も使われていました。
アスベストが含まれている割合は、鉄骨耐火被覆用では約6割、吸音・結露防止用では約7割です。
1987年より後は、吹付け石綿対策の一貫として封じ込めが行われたことがあります。そのため、目の届かない場所で封じ込められて隠れている吹付け石綿が残っている可能性があります。
吹付けロックウール
1975 年に吹付けアスベストが原則禁止となってからは、吹付けロックウールに変わってきましたが、1990年まではアスベストを混ぜて使われていました。
パーライトやセピオライトを原料として使っていた際にも、クリソタイルやトレモライト石綿が含まれていることがあります。
吹付けバーミキュライトのパターンでも、角閃石族石綿に属す、ウィンチャイト、リヒテライト、トレモライト石綿を不純物として含むゾノライトが使用されていたこともあります。
その後の吹付けロックウールにはアスベストは使われていません。
まとめ
今回は【アスベスト(石綿)はどのような場所に使われていたの?①】についてご紹介しました。
栃木にお住まいの方でアスベスト調査をお探しの方は、日本全国対応可能なアスベスト調査センターへ是非お気軽にご相談ください。
日本全国対応可能なアスベスト調査を行っている日本アスベスト調査センターの会社案内はこちらから!!
日本全国対応アスベスト調査専門店の日本アスベスト調査センター自慢の調査実績はこちらから!!