2022.10.27お知らせ
大阪のアスベスト調査ブログ
【大阪のアスベスト調査ブログ】
大阪にお住まいの皆様こんにちは!
大阪のアスベスト調査を行っている日本アスベスト調査センターのブログ更新担当です!
大阪の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は【アスベスト調査の流れ】についてご説明していきたいと思います。
contents【目次】
- 【➀アスベストとは?】
- 【②アスベストが使用されていた箇所】
- 【③法律の改正】
- 【④危険性を正しく理解しよう】
平成17年に社会問題となったのアスベストによる健康被害問題は
10年以上たった今でも健康被害に悩まされてる人もいます。
アスベストによる肺への健康被害を減らすために、平成18年には新たな建築物のアスベストの使用を禁止にしました。
今回は、アスベストとは何か・アスベストにはどんな危険性があるのかについて解説していきます。
【アスベストとは?】
アスベストは、石綿(せきめん・いしわた)とも呼ばれ、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物です。
1960年頃にビルの高層化や鉄骨構造化に伴い、軽量耐火被覆材として使われるようになりました。
アスベストは、値段も安く、断熱性、防音性、絶縁性、耐火性など優れた機能を持ち合わせていることから
当時は奇跡の鉱物とも呼ばれていました。
しかし、事態は急変します。
平成17年に鉱物製品のメーカーが1978年以降に労働者74名が中皮腫などのアスベスト関連で死亡していることがわかりました。
繊維の細いアスベストは劣化するにつれて粉塵となって飛散して、長時間空気中を浮遊します。
空気中に浮遊しているアスベストを吸入してしまうと痰や咳に交じって外に排出されない限り体内で分解・除去することができません。そしてそれが石綿肺炎や中皮腫・肺がんなどの原因になってしまうのです。
さらに恐ろしいことに吸い込んでしまってすぐに症状が出るのではなくて数十年後に発症するという厄介なものなのです。
【アスベストが使用されていた場所】
まだ奇跡の鉱物と言われていた頃はアスベストは生活のあらゆるとっころで使用されていました。
吹き付けアスベスト
アスベストとセメントを一定の割合で水を加えて吹き付け施工したものです。
吹き付けロックウール
吹き付けアスベストが原則禁止になってからは吹き付けロックウールに切り替わっていました。
しかし1989年ころまではアスベストを混ぜて使用していました。
。
アスベスト含有保温材
これらは、化学プラント、ボイラーの本体や配管の保温材に使用されていました。
石綿含有摩擦材
自動車や産業用のブレーキライニング・ブレーキバッド等があります。
いずれも現在では輸入が禁止されています。
【法律の改正】
現在、アスベストを含む建築材料が少しでも使用されているすべての建築物・工作物は大気汚染防止法に基づいて特定粉じん排出等作業の実施届が必要になります。
解体工事については 飛散防止法王等計画の届出も必要となります。
解体工事発注者は工事着工14日前までに市区町村の環境課へ届出を提出することが義務付けられています。
【危険性を正しく理解しよう】
今ではアスベストを使用されている建築物は新たに建てることはできませんが
今現在アスベストの引き起こす病に悩まされている人がたくさんいらっしゃいます。
アスベストが使用されている建築物の解体工事を行う作業員さんは十分に対策を行いましょう。
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